時は天明3年(1783年)。
浅間山の大噴火(だいふんか)が起き、流れ出た火砕流(かさいりゅう)が北麓(ほくろく)一帯を埋め尽くした。
しかし、スウィートグラスの奥に広がる森まで届くことはなかった…。
その結果、火砕流が「押切」られた「端」という意味を持つ「押切端（おしぎっぱ）の森」には独自の生態系(せいたいけい)が今でも残っている。
「押切端（おしぎっぱ）」の名を冠する【SGおしぎっぱ隊】はそんな歴史ある森の中で「やりたい！」「何だろう？」を探求する特別部隊である。
四季折々のおしぎっぱの森で、隊員としての様々な使命が待っているぞ！

このスウィートグラスが位置する北軽井沢の春は、一年で一番変化のある季節。
冬の間に積もった雪も少しずつ解けはじめ、木々の芽は膨らみ、
下を見ると落ち葉を押し上げて様々な花が咲く。
動物たちも少しずつ活発になり森の中では様々なフィールドサイン（生き物の痕跡）を見つける事ができる季節でもある。

今回のミッションは生き物マップづくり。
キャンプ場内やおしぎっぱの森を歩きながら、移り変わる変化を見落とさないように
発見した生き物やフィールドサインを地図に書いていこう。
君はいくつ発見できるかな？自分だけの生き物マップを完成させてみよう！