さぁ、「これから」について話そうか あったのは、だだっ広い荒野と火山。そして小さな夢。男は、くる日もくる日も木を植えた。大半を枯らしながら、それでも木を植えつづけた。 小屋を建てれば人が集まり、いくつもの物語が生まれた。気がつけば、苗木は木陰をつくるほど大きくなり、幼かった子は頼もしい青年へと成長した。 浅間山は今日も変わらず、煙をあげている。さぁ、ぼくらも火を熾こし「これから」について話そうか。 スウィートグラスのあゆみ【Kitamoc.com】