又、雪が降っています。
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寒い雪が降り積もると銀ジーのことを思い出します。
銀ジーは半分狩人でした。かんじきをはいて、雪の山に分け入り、
うさぎのワナを仕掛けます。
2〜3日後、銀ジーは2〜3人のしょいこを雇って再び山に入ります。
ほとんどのワナにうさぎが掛かっていて、
いつも数十匹のうさぎを背負って持ち帰ります。
しょいこ達は、余りの重さに一匹かごに入れては、
一匹捨てるといった具合で、のどかなものです。
獲ってきたうさぎは、みせバーによって皮が剥かれ、 大きなナベで煮ます。
冬の貴重なタンパク源。
うさぎの肉は、黒く固く、余り旨いものではありませんでした。
しかし、うさぎの頭蓋骨をパカッと割って食べる脳みそは結構イケます。
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