SweetGrass × FIRESIDE

日常を暮らそう

をかこむ日常は
 いつから非日常になったのだろう

はじめてのマッチ
火って生きているみたい
心はheart、炉はhearth
ようこそ火焔の劇場へ
ホワイトビレッジ
こもり歌

のある日常を体感する
4つのコテージ

3つの火をとことん楽しむ「ファイヤーサイドコテージ」

ファイヤーサイドコテージ


身体をあたため
空間をあたため
会話をあたためる

淳平さん

ポールさんと薪ストーブの出会いって、いつどんなシチュエーションだったのですか?

ポールさん

生まれ故郷のアメリカで馴染んでいたのが最初ですけど、尺八の勉強で東京にきて。音を出すには、周り人のいないところに住まないといけない。それでたまたま長野の民家を貸してくれる話があって、春行ったのよ。

隣の家にひとり暮らしのお爺さんがいて、だるまストーブを玄関の土間に置いてて。ほとんど年中そこでお茶入れてて、よくお邪魔してお茶飲んだり薪をくべたりしてたの。「このストーブいいね」って。

だるまストーブ

淳平さん

ぼくのストーブとの出会いは、祖父の家。北軽に今ある家とは別の家がありまして。当時ぼくは千葉に住んでいたんですね。夏休みとか冬休みだけこっちに帰省して、曽祖父の家で休みを過ごすっていう生活をしてたんですけど。その祖父の家に昔ながらのだるまストーブがあって。

ポールさん

同じだるまストーブじゃない!?

淳平さん

(笑)祖父が火を入れて過ごしているのを見て、あぁストーブってあったかいんだなぁって思ったのが最初の出会いだったんです。

ポールさん

ぼくが山に住んでた時、隣のおじいさんが毎日しょいこもって山に行ってたの。箱にどんぐりいっぱい入れて、芽を出した苗植えて、どんぐりから森をつくってたんですよ。森を育てて、間伐材を収穫して、薪を燃やして、それでお茶飲んでるわけ。
僕その時22歳でしたから、すごい刺激受けて。

昔の人の知恵って、まずゆっくりやってたくさん蓄える。なんかリスみたい。それで薪とか燃料作りとか覚えた。

背負子

淳平さん

社会生活の中でだんだんと、炎との付き合い方が変わってきてると感じます。オール電化のように家庭から火を追い出そうという動きもある一方、キャンプ場を火を楽しむための空間としてご来場いただいているケースも多いんですよね。
ぼくらはキャンプ場を通して、火のある日常を提案していくことが一つの使命だと思ってるんです。

ポールさん

うん。今の社会は使い捨て社会。なんでも買って、消費して捨てる。
ストーブは自分でやらないとできない。自分の手でできたっていう満足感がある。

ぼくがストーブを届けているのは、薪ストーブを使うことで人が自立するから。アイデアがわいたり、その人それぞれがどこまでも変化できる。面白いなぁって思います。

淳平さん

薪ストーブライフの日本の伝道師ですよね、ポールさんは。

ポールさん

まぁ、そうね。歴史に残る…かもしれない(笑)

やってみて、まぁ大変なところもいっぱいありましたけど。自分がやらなかったら誰もやらないと思う。次から次から何できるんだろうって、遊びながら考えて。例えば灰受けで(料理が)できるんじゃないかとか。

淳平さん

なんでも試してみる。それがすごく楽しい。

ポールさん

大変ですけど(笑)チャレンジする人には、すごくいいと思う。

やり方いろいろあると思うんですよ。隣に住んでたおじいちゃんの昔ながらのやり方とか。
だけどちょっとスタイリッシュでかっこよくやりたいじゃない。近代的にデザインされていて、きちんと機能があるものを提案すれば、より楽しいストーブライフできる。それも大事かな。

薪割り用斧・ストーブグローブ

淳平さん

ファイヤーサイドコテージというのは、火の違いとか火を育てるということを一通り体感できる場所なんですよね。火のある豊かさを楽しめるシーンが、たくさんうまれるように作られている。

ポールさん

このコテージのいい所は、外のデッキと中が同じ部屋に感じるんですよね。外にいても中にいても、すぐに通える。とても暮らしやすそうな…
こんな家に暮らしたいもん

あとは露天風呂だけですね(笑)

淳平さん

実は今、薪炊きの露天風呂を試作してます(笑)ご期待ください。

薪露天風呂

to be continued...